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  • 執筆者の写真Avalon

「情報」の必修化について

更新日:2021年12月20日


2022年度より、高等学校は新学習指導要領に変わります。



これに関連して、新高1(現中3)が高3になる2025年の大学入学共通テストから、国立大に出願する為には、従来の5教科7科目に加えて新教科「情報1」の受験が必須となる可能性が濃厚です。





各大学における情報1の配点が、全教科合計の何%位を占めるのかは分かりませんが、国立大を目指す受験生にとっては教科負担が増えることは、ほぼ間違いなさそうです。



 


共通テストで出題されることになる「情報1」の問題ですが、

大学入試センターのホームページでサンプル問題が公開されています。






問題をざっと見てみましたが、PerlやExcelVBAを普段からネ申のように使いこなしている、ITリテラシーちょい高めの生徒にとってはおそらく朝飯前でしょう。






そんなやつおらへんやろ~




そもそも、普通科に通う高校生の多くの人生はスマホ中心に成り立っており、そんな彼らにとってのパソコンとは、あくまで「大人が仕事で使うもの」なのです。




 ネットワーク部のビット数? なにそれおいしいの?(´・ω・`)  



・・・という現状が、たった3年で大きく変わるとは私には到底思えません。





 




一部では、今回の指導要領改訂を「意義あることだ」と歓迎する向きもあるようですが・・・






仰っていることはいちいちご尤もなのですが、理想論ばかりが先行してしまい、結局は絵にかいた餅に終わってしまわないかと心配になってしまいます(英語民間試験導入もそれで失敗したんじゃなかっry




 



すべてはお上が決めたこと、1小市民の私がギャーギャー文句を言ったところで何も変わりませんので、現時点で考えられ得る最良の対策を考えるしかありません。




今回の指導要領改訂では、「情報1」の追加以外にも各教科で大幅な変更がありますので、年明けのどこかで保護者の方々に説明する機会を設けようかと思案しています。



・・・とは言え、必要以上に不安を煽ることになっては本末転倒ですので、入念なリサーチに基づき、何が真実で現時点で、最低限何をすべきなのかを「曇りなき眼で見定め」たいと思っています。




塾としての来年度以降の授業構想の大枠は頭の中で出来上がっていますが、細部はまだまだブラッシュアップが必要ですね。




やること多し、皆さん良いお年を!





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