旺文社が出している人気単語帳で、ターゲット〇〇シリーズがあります。
その中でもターゲット1400とターゲット1900は、大学受験の必携単語帳として、多くの学校や塾で採用されています。
よく頂く質問に、
「1400と1900、どちらをやったらいいですか?」
「1400⇒1900に移行するタイミングは何時がいいですか?」
というものがあります。
この手の質問に対しては、
「二次試験のある国公立大学または中堅私立大学以上を受験する予定であれば、最初からターゲット1900をやってください。」
と回答しています。
最大の理由は、この二つの英単語帳の掲載英単語のうち、実に約1000語が重複しており、ターゲット1400にのみしか載っていない単語は約350語程度しかないからです。
分かりやすいようにVenn図に描くと、下のようになっています。
如何でしょうか?
なぜターゲット1900のみで事足りるかがお分かりいただけるのではないでしょうか?
逆に、ターゲット1400にしか載っていない単語354語については、学校の授業を真面目に受けていれば幾度となく目にしますので、あえて単語帳で覚える程のものではないと私は考えます。
ターゲット1400とターゲット1900に掲載の英単語を一覧表にしてみました。
単語の背景色はVenn図の集合と対応しています。
これからターゲットシリーズの単語帳を買おうと思っている方、ターゲット1900への乗り換えを考えていらっしゃる方はご参考になさってみてください。
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